骨盤ショーツを就寝時にはくのはダメ?睡眠と姿勢矯正と血流の関係
骨盤ショーツは就寝時につけてもいいの?
ショーツですからね、キレイな状態なら1日中履くものなので睡眠時につけていればさらに効果が増すのでは?
こんな風に考える人もいますよね。
実際に加圧シャツなど睡眠時も着てるよ!って人は多いじゃないですか。
でもね、骨盤ショーツなど体を締め付けるものを睡眠時の着用するのはあまりオススメできないんです。
骨盤ショーツに限らず、骨盤ベルトや骨盤ガードルなども同じです。
骨盤ショーツを就寝時に着用するのがおススメできない理由とは

これは『血流』が関係しています。
寝る時に不必要に体を締め付けるのは睡眠中の血の流れを少なからず悪くしてしまいます。
これは寝付きを悪くし質の良い睡眠がとれないということになります。
「姿勢矯正は血流の循環が良くなるんじゃないの?」って思いますか?
骨盤ショーツの効果は立っていたり、座っていたりしている状態に働きかけるものです。
寝ている時につけていても姿勢には関係なく、ただ体を締めているだけに過ぎないんです。
睡眠と血流にはとても大きな関係があります。

眠くなっていくると手が温かくなるのを感じたことはありませんか?
人は眠りにつく時、手足の血管が広がり、血液が集まってくることで皮膚の温度があがっていきます。
反面この血流の動きで体内の温度は中心から下がっていきます。
起きている時にあがっていた体温はこのように緩やかにクールダウンしていくことで、人は眠りにつくのです。
これを骨盤ショーツなどの加圧アイテムで体を締め付けてしまうとこの働きが鈍くなり寝つきが悪くなるんです。
また寝返り時にも常に負荷がかかるので熟睡もできません。
骨盤ショーツで体質改善しようとしても、睡眠が悪かったら体に様々な不調が出てきてしまいます。
まさに本末転倒とはこのことです。
就寝用の骨盤パンツなんかもありますが、あまりオススメできません。